琉球新報(2010年2月27日発行)に掲載されました。

月桃から「うがい飲料」 月桃から「うがい飲料」

風邪やインフルエンザ予防の基本は手洗いやうがいだが、「うがいができる飲料」というユニークな商品を開発した起業がある。口内洗浄用の清涼飲料水「がらがらっぺ」を出した月桃茶家(那覇市、古堅勧代表)だ。飲んでも安全な県産の口腔ケア飲料には、うがいが苦手な幼児向けに安心できる商品を求める母親たちの支持が集まっている

うがいする時の発声をそのまま商品名にした「がらがらっぺ」。殺菌作用がある、といわれている植物(ハーブ)と沖縄海塩を100%原料にする濃縮の清涼飲料水だ。那覇市古島に店舗を構える沖縄子育て良品(那覇市、山本香代表)を販売元として、昨年秋に売り出した。

現在、同店のほか県物産公社の「わしたショップ」などを通じて県内外で販売している。一般小売店には置いていないが、県外からの引き合いも強まり、東京の生協カタログ販売など向けに月数百個を出荷しているほか、東京や関西の自然食品店にも卸している。

>> 続きを見る